No Rain , No Rainbow
「雨が降らなければ、虹は見えない」
この言葉をはじめて知ったとき、嬉しくてなんだか癒されました。
行ちゃんのこれまでを物語にしたらすごくおもしろい本が書けるね!
…みたいなことを言われることが時々あります。
ある人からはドラマチックだと言われたり
別の人からは波乱万丈だと言われたり。
「この世でより多くの経験を!」
子どもの頃から、なぜかこのフレーズがいつも意識上にあって
その意識がわたしの人生をそう作り上げたのか
はたまたそのためのシナリオが最初から用意されていたからか
社会には適合しづらい個性をもって生まれた私の人生には
様々な事件やトラブルが次々に起きました。
エンパス、発達障害(と呼ばれる個性・過集中型)アレルギー体質、現実社会への極度の不安、家庭内不和、いじめ、うつ病、過呼吸症候群、不安神経症、パニック障害、過労、自律神経失調症、恋愛依存、結婚、出産、離婚、再婚、再離婚、DV、子供のいじめと不登校、30回以上の転職、起業、廃業、リストラ、破産、ソウルメイトとの死別
こうして書いてみると、まぁまぁカオスですね…(笑)
幼少期から「できなくて困る」や「わからない」ということがあまりなく
かつ平和主義だったためか、いつの間にかマウンティングされてることが多かったです。
実家の寺院に出入りするお坊さんたちは精神世界のことを何も知らないのに
なぜあんなに偉そうに話すんだろう…と悶々としている生意気な子供でもありました。
20代の半分は、時には引きこもりになってみたり、寝たきりになってみたり
心療内科や精神科にもよくお世話になりました。
その節はありがとうございました…!当時わたしを支えてくれた皆さんに感謝です。
まさに「一難去ってまた一難」
休むことなく苦難は続き、体はボロ雑巾のようになり
気がついたら人生の折り返し地点を超えて
最後のほうは文字どおり「何もかも」失いました(汗)
とにかく盛りだくさんな半生だったので
こんな人生いつ終わってもいいよ~と思ってましたし
子供のころはある理由から殺意と隣りあわせの状況が多かったのですが
自死に向かうことはありませんでした。
「ぜったい全部やりきる!」
という、なんだか目的がもはや謎ですけど(笑)
とにかくそう思っていたことだけは間違いありません。
なので
そんな大変なことがあったようには見えない…
なんでそんなに明るく話せるの…?
と言われることもよくあります。
なんでかなぁ?確かに人一倍打たれ強い気が…
と常々思っていたのですが、とにかくそれくらい
「より多くの経験を!」という
魂の願いを叶えることに貪欲だったのかもしれませんね。
ちなみにYUKIという名前は漢字で『行』と書くのですが
実家が浄土真宗の寺院で、親鸞聖人の経典「教行信証」から
つけられた誉れ高き名前らしいのですけど
わたしはずっと、名前のとおり、この人生は何もかもが修行。
と思って生きていました。
実際、「行(修行)」の子だと霊能者さんにいわれたこともあります(笑)
そんなストイックな日々を送っていた10年前の春
突然の覚醒体験から魂の浄化と能力開花がはじまりました。
連日、日によっては1日に何度も
チャクラを高速回転でエネルギーが上がっていくのを感じ
おっかなびっくりの毎日。
そうして過ごすなか訪れた突然の至高体験。
グルグル上昇を続けるわたしのなかの宇宙が花開き
『ALL OK!! すべては完全』
そう感じた瞬間、その一瞬で「真理」が全身に飛び込んできました。
プラーナやオーラが視えはじめたのはこの頃からです。
視えるだけでなく、食べ物(特にかつて意思のある生き物だったもの)
の意識が伝わってきて、これまでと同じように食事を摂ることができなくなりました。
全身に様々な症状がでて、耳鳴りや第三の眼の部分の違和感
そして酷いめまいなどでまっすぐ歩くこともできず
病院でどの科で診てもらっても、すべて異常なしでした。
部屋ではラップ音が昼夜鳴ってるし
こわくて眠れず、日常生活にも支障をきたしていました。
これはクンダリニー上昇、またクンダリニー覚醒と呼ばれるそうで
起きる理由や原因に関しては、世の中では諸説あるようですが
わたしの場合は
このタイミングで起こすと魂が決めてきたことだから心配ない
と、それ専門の霊能者さんに言われ
それについて詳しく調べることはしませんでした。
数々の体調不良はクンダリニー症候群と呼ばれているそうで
その方にメンテナンスしてもらうことですぐに落ち着きました。
自分に何が起きているの??これからどうなるの??
不安と恐怖でいっぱいだったので
当時は何人かの信頼できる霊能者の方に視てもらいましたが
どの方も同じようなことをわたしに告げました。
「すでに覚醒していますよ」と。
覚醒…??なんじゃそりゃ…です。
そんなこと言われても、ただただコワイ(泣)
それが当時のわたしの素直な感想でした。
この頃は、オーラや虹など不思議な写真がたくさん撮れたりしました。
ヒーリング能力も強くなって愛犬の難病も回復させ
検査の数値が正常になってお医者さんに驚かれたり
しょっちゅう予知夢をみたりと
不思議なことがたくさん起きるようになりました。
カードリーディングをするようになったのはこのころからです。
オラクルカードリーディングを自分や家族、友人のためにしていました。
数年後、オラクルと間違えて購入したのが最初に手にしたタロットです。
それからは、気になることがあると何でもタロットで占うようになりました。
子どもの頃から相談事を親にも親友にもほとんどしたことがなかった私にとって
タロットは大切な頼れる友人のようでした。
今はチャクラのグルグル(笑)も落ち着いています。
時々ありますが、その時は詰まりがとれたり新しいステージへの準備だと理解しています。
ある程度の浄化はすんだようで、普段、私のチャクラの詰まりはほとんど感じません。
この10年で心理学や現代のスピリチュアルの学びを深め
チャクラやエネルギー体のメンテナンスも毎日続け
思考は常にクリアで、不安も恐れもすぐに手放せるようになり
安定した精神を保つことができるようになりました。
「教行信証」の「行」が
「仏の大いなる意思」という意味だということを知ったのはつい最近のことです。
ちょうど自分でも、人生の修行はそろそろ終わりそうだなぁ
と感じていたので、すこしほっとしているですところです。
いまの私は、人間としてこの地球をめいっぱい楽しむことを
残りの人生の目的・使命として生きています。
同時に、宇宙の愛を体現するための媒体として
また皆さまに大切なメッセージを伝えるパイプ役として
これからも魂をピカピカに磨いてゆきたいと思っています。
【カード占いの経験】
オラクルリーディング歴10年
タロット占い歴6年
【サイキック能力の種類】※強い順に
クレアコグニサンス(霊智)
クレアボヤンス(霊視)
クレアセンテンス(霊感)